オーストラリア 留学支援 iaeメルボルン支店 ▸ 永住ビザ取得 ▸ 廣田 香織さん
オーストラリア永住ビザ取得
オーストラリア永住ビザ取得
[ オーストラリアに来たきっかけは? ]
オーストラリアへは、4年前、ワーキングホリデービザで来豪しました。最初に海外に移住したいと思ったきっかけは、カナダに1年英語留学していた時、出会ったある日本人の視野の広さにショックを受け、自分も将来海外で広い視野を持ちながら暮らしたいと思ったのが始まりでした。カナダから帰国後、日本で2年働き、その後さらにもう1年、今度はワーキングホリデービザでカナダへ行く予定でしたが残念ながらビザが取れず、オーストラリアへのワーキングホリデーに変更しました。
[ オーストラリアで学校に行き始めたきっかけは? ]
オーストラリアへワーキングホリデーに来る前から英語圏の国で永住権を取ることを考えていたので、当時、永住権取得に有利なコースの中から自分が好きで、できそうなコースを選びました。
[ どんなコースでどんな事を勉強していましたか? ]
William Angliss でコマーシャル・クッカリーコースを勉強しました。内容は、調理、衛生、経理、マネージング、ウェイティングスタッフに必要な知識などを学びました。2ヶ月から3ヶ月間、学校にあるレストラン(学校には実地練習用に3つのレストランがあります)で実務経験として働くという授業もありました。
コースの中で印象に残っているのは、1年に一度開かれる「グレートシェフプログラム」というものです。有名なシェフを学校が招いて、ファンクション(食事会)を開きます。その際、そのシェフのレシピと指導の下、その人の料理を調理する機会、話をする機会が持てたのはWilliam Anglissならではのプログラムで、とても勉強になりました。
[ どうして、William Anglissに行こうと思いましたか? ]
学費などの面で、他の学校と迷ったんですが、William Anglissへ見学に行った際に、ひとり一台のオーブンが設けられているなど、総合的にキッチンの設備がよかったので、William Angliss に決めました。卒業してから振り返ってみると、カリキュラムの綿密さ、教師陣の力の入れ方、設備など、総合的に良い選択をしたと思っています。
[ 学校に行き始めて大変だったことはありますか? ]
学校を始めるまで、包丁を握ったこともそんなになかったので、家で野菜を切ったりして、練習をしていました。学校の時期は、テストも多くて、またバイトも同時にしていたので、時間的に大変でした。
[ 学校を卒業後は何をしていましたか? ]
シェフとして働けるレストランでの仕事を探していました。新聞で求人を見て、見習い募集のレストランだったんですが、面接に行った際に気に入って、とりあえず見習いから始めました。見習いからだったので、プレッシャーもそんなになく、働くことができました。現在ではセカンドシェフ(2番目に重要なポスト)のポジションで働いています。
[ 永住権はどのようにして取られましたか? ]
学校を卒業後に弁護士を通して永住権を申請しました。当時永住権申請には110ポイント必要だったんですが、年齢で点数が足りず、メルボルンでのアルバイトと日本での経験を配慮してもらい、5ポイントをもらうことができ、永住権の申請が可能になりました。
[ 仕事内容は? ]
現在はToorakにある「M Bar」で、朝の9時から夜はお客さんがいなくなるまで仕事しています。
朝はランチの準備、ランチ後は夜のディナーの準備、が1日のスケジュールです。レストランでは地中海料理を主に扱っていますが、現在ではそれ以外にもアジア料理などいろんな国籍の料理を出しています。スペシャル料理は2週間に1回、10種類位のメニューで構成されています。日本食でスペシャル料理に出したこともあり、その時は「カツ丼」をオーストラリア風に盛付けアレンジしました。「豚の角煮」は評判が良かったです。このようなディナー、デザート、大半が手作りです。時々、お客さんがスーパーから食材を買って持ってこられ、メニュー以外のオーダーを受けることがあり、それらの全てのオーダーを受け入れています。
[ 実際の仕事と学校で学んだ事との違いはありますか? ]
学校では調理に関する、基本的なことを学んだので、とても役立っています。学校では基本的な食材しか使うことが無かったので、実際に働き始めて、始めて手にする食材もたくさんあります。始めての食材を使うときは、先輩シェフにどのように調理するのが良いのかたずねたり、本をみながら勉強しています。
[ オーストラリアでの生活(仕事)で、望むこと、夢はありますか? ]
夢は、自分のレストラン、カフェを10年以内にオープンすることです。
[ これから、シェフをめざして勉強される方に一言! ]
オーストラリアではいろんな国籍の料理があるので、日本と違い、それらを日々勉強できることが大きいと思います。シェフは比較的、言葉を気にせずに仕事ができるし、日本人であり、日本食を作れる、日本食を知っていることを認めてくれる職種です。日本人と言うことに誇りを持ってがんばってほしいです。
M BAR
448 Toorak Road, Toorak Vic
Tel:(03) 9826 9174
Open:朝9時から夜遅くまで (BYO)
お店自慢のホームメイドのデザートおいしそう~!