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よくある質問
オーストラリア(小・中・高校編)

留学の一般的な質問編
州によって数日のずれはありますが、新学年1学期は1月末か2月上旬からスタート。1学年は4学期制。一般的にプライマリースクール(小学校)とセカンダリースクール(中学・高校)に分かれる中高一貫教育。中学部門をミドル、高校部門をシニアと区分しているとこもあります。
学期の途中からでも入学申請は受け付け可能です。しかしながら、iae留学ネットでは一学期からの入学をお薦めしています。州立の学校では基本的に高校1年以上の学年を対象に留学を推奨しています。私立学校の場合も、最年少受け入れを中学1年からとしているところが多くあるのが現状です。留学期間は1年以上の長期を予定されることも積極的受け入れの対象となります。留学生活を送る上で、ある程度の内面的な精神力が必要とされること、腰を落ち着けて学校生活を体験することが実りをもたらす条件と言われます。
各州の政府管轄の州立校がいわゆる公立校で全国の学校のうち7割を占めます。州立高校に長期留学を希望する場合は、希望する学校のある州教育庁に入学願書を提出する形になります。私立の場合は、希望の学校に直接提出します。私立校の中には留学生を受け入れていないところもありますから、あらかじめ確認する必要があります。
中学時代の各教科の成績は平均3(5段階評価)が好ましいとなっています。英語力の条件としてIELTS 5.5程度が問われます(高校入学の場合)。英語を母語としない留学生の場合、通常こうした水準の英語力はありませんから、中・高校入学準備のための英語集中コースで必要期間勉強することが現地校受け入れの条件となります。こうした準備コースは、一般の語学学校や州政府管轄の語学学校などで開講されていて、英語の勉強のほか数学や理科などの一般教科の授業も実施されます。
個人差がありますが、日本人の場合、3ヵ月~1年が一般的です。現地の高校に通えるようになってからも外国語としてのハンデはありますから、ESL(第2言語としての英語)サポートを継続して受けられるようになっています。尚、VICTORIA州において、Year7以上に入学する場合は、最低20週間の英語学習期間が課せられます。Year 6以下であれば、英語力の基準も最低英語学習期間も特に定められていません。
州立の学校の場合、1年間の学費は約1万ドル~1.2万ドル(約95~115万円)、私立は2万ドル~3万ドル(約190~285万円)が一般的な授業料です。この他に、ホームステイ料金(食事つきで1週間あたり約220ドル)、教科書や制服、遠足費などのその他教育費などを考慮に入れる必要があります。
州立の場合も私立の場合も、学校側が責任をもってホストファミリーを厳選し、手配しています。
18歳未満の留学生に関しては、現地の親代わりとしてガーディアン(後見人)をつけることが求められます(詳しくはガーディアンの詳細をご覧下さい)。ガーディアンは現地にいる親族になってもらうというオプションの他、通常は学校側が手配し、ホストファミリーが引き受け、文字通り親代わりをしてもらいます。iae留学ネットはガーディアンをお引き受けすることの出来る教育省認定機関です(ビクトリア州)。
州によって異なりますが、こちらは日本のいわゆる高校1年(Year 10)までが義務教育で、この学年の終了時にまず義務教育終了テストが実施されます。この後、就職を希望する人にとって、このYear 10終了テストの結果は非常に貴重な情報となります。さらに大学などへの進学を目指す人は、Year 11、12と進み、大学進学のための州統一試験を照準とした選択教科のより専門的な勉強を深め、進学に備えます。日本からの留学生の場合も、同様に受験できます。逆に日本の大学を目指したい場合は、帰国子女枠に挑戦します。
卒業証明(見込)書、成績証明書、校長先生または担任の先生からの推薦状(可能なら)が必要(詳しくは「必要書類と入学手続き」参照)。いずれも英文の正式文書が必要です。iae留学ネットは州認定正規代理店です。小・中・高校への留学のご質問に関してはこちらから遠慮なくお問合わせ下さい。
学業編
丸暗記より、自分の頭で考えさせる教育
日本の高校ともなれば、大学受験に備えてとにかく予習・復習を繰り返すことで試験に出そうな部分を丸暗記していれば、ある程度は点数稼げるようなところがありますが、オーストラリアの教育では暗記することにあまり価値を置いていません。記憶するより、自分の頭で考えて自分なりの意見を表明することに高い価値基準を置いているのです。その結果、大人になっても基本的な英単語のスペルを知らない人も結構多かったり、優れた学位を取得したエリートでも簡単な暗算が出来なかったりするので、どちらがいいとは一概に言えませんが、少なくとも暗記さえすればいい点が取れる日本の教育とは対極にあることは確かです。
ですから、これまで日本の学校で暗記ばかりさせられていた学生がオーストラリアに留学すると、戸惑うことも多いと思います。今までは「教科書に書いてあること」とそのまま回答すれば満点だったのに、ここではそれだけでは回答したことにならず、「で、あなたはどう思うの?」と突っ込まれるのです。こういった教育を受けてきたオーストラリア人のクラスメイトは各自はっきりとした意見を持っていますし、その意見を表現する能力も既に身につけているため、クラス内でディベート(議論)を始めると、その威勢のよさに圧倒されるかもしれません。最初はテンポの早さについていけないかもしれませんが、こういった議論に積極的に参加できるようになりたいものです。
宿題も単なる練習問題ではなく、教科書に載っていないことまで自力で調べあげて、小論文を書かせるようなももの出題されます。授業や宿題だけでなく、試験でも論文形式の問題が多く、一夜漬けで暗記だけしても点数は稼げません。オーストラリアの教育は、常に物事に問題意識をもって自分で調べ、自分の頭で考えることができる人間を育てるのに適しているようです。
日本の高校ともなれば、大学受験に備えてとにかく予習・復習を繰り返すことで試験に出そうな部分を丸暗記していれば、ある程度は点数稼げるようなところがありますが、オーストラリアの教育では暗記することにあまり価値を置いていません。記憶するより、自分の頭で考えて自分なりの意見を表明することに高い価値基準を置いているのです。その結果、大人になっても基本的な英単語のスペルを知らない人も結構多かったり、優れた学位を取得したエリートでも簡単な暗算が出来なかったりするので、どちらがいいとは一概に言えませんが、少なくとも暗記さえすればいい点が取れる日本の教育とは対極にあることは確かです。
ですから、これまで日本の学校で暗記ばかりさせられていた学生がオーストラリアに留学すると、戸惑うことも多いと思います。今までは「教科書に書いてあること」とそのまま回答すれば満点だったのに、ここではそれだけでは回答したことにならず、「で、あなたはどう思うの?」と突っ込まれるのです。こういった教育を受けてきたオーストラリア人のクラスメイトは各自はっきりとした意見を持っていますし、その意見を表現する能力も既に身につけているため、クラス内でディベート(議論)を始めると、その威勢のよさに圧倒されるかもしれません。最初はテンポの早さについていけないかもしれませんが、こういった議論に積極的に参加できるようになりたいものです。
宿題も単なる練習問題ではなく、教科書に載っていないことまで自力で調べあげて、小論文を書かせるようなももの出題されます。授業や宿題だけでなく、試験でも論文形式の問題が多く、一夜漬けで暗記だけしても点数は稼げません。オーストラリアの教育は、常に物事に問題意識をもって自分で調べ、自分の頭で考えることができる人間を育てるのに適しているようです。
授業内容は先生次第
教科書やおおまかな指導要領(Syllabus)はありますが、政府教育省のガイドラインに必ず従わねばならないことはなく、授業方法や教材などは先生個人の裁量に任されています。ですから、授業の善し悪しは、良くも悪くも先生の意欲、技術、工夫によるところが大きくなりますし、その先生との相性も影響します。ただ、傾向として言えるのは、最初に先生が学生たちに興味を沸かせるような問題提起をし、あとは各学生に積極的に参加させていくタイプの授業方法が多く見受けられ、日本の授業風景に比べると騒がしいくらい自由な発言が目立つことです。ただおとなしく静かに授業を聞いていさえすれば「授業態度良し」と評価される日本とは全く違い、欧米社会らしく、「自分の意見をきちんと表現できる能力」が強く求められます。
教科書やおおまかな指導要領(Syllabus)はありますが、政府教育省のガイドラインに必ず従わねばならないことはなく、授業方法や教材などは先生個人の裁量に任されています。ですから、授業の善し悪しは、良くも悪くも先生の意欲、技術、工夫によるところが大きくなりますし、その先生との相性も影響します。ただ、傾向として言えるのは、最初に先生が学生たちに興味を沸かせるような問題提起をし、あとは各学生に積極的に参加させていくタイプの授業方法が多く見受けられ、日本の授業風景に比べると騒がしいくらい自由な発言が目立つことです。ただおとなしく静かに授業を聞いていさえすれば「授業態度良し」と評価される日本とは全く違い、欧米社会らしく、「自分の意見をきちんと表現できる能力」が強く求められます。
塾はないが、宿題はある
日本ほど社会全体が教育熱心ではないので、進学準備のための塾のようなものはごく少数しか見当たりません。都心部では一部の教育熱心な親が家庭教師をつけていたりはしますが、普通の家庭では、家でまで親が「勉強しなさい」と口をすっぱくして言うことはなく、学生たちは放課後や週末には地元のクラブやスポーツなどをのびのび楽しんでいるようです。
但し、宿題は出ます(特にインテンシブ・スクールではかなり気合を入れて頑張らないと追いつけないくらいの宿題がでます)。量は学校にもよりますが、ある公立中・高校の書類には「宿題に費やす目安時間は、義務教育の7年生~10年生で1日1~2時間程度、大学受験を控えた11~12年生で1日3~4時間」と示されています。それも、単純に答えを書き込めば済むような練習問題ばかりでなく、「○○という本を読んで、レポートすること」といった、自分の意見を求められる論文形式の宿題がよく出されます。英語で「アサインメント」といいますが、この論文形式の宿題は自分の意見を述べること、それを文章で表現することが苦手な学生にとっては、相当の負担になるでしょう。逆にいえば、日本の教育を通してはなかなか伸ばせない「自己表現能力」「文章表現力」を育成することができるはずです。
また、ほとんどの学校では宿題(家庭学習)について保護者が監督することを奨励しています。よい教育は学校と家庭との相互協力によって実現されるという考え方を反映して、保護者と連携をとった教育を実施するよう心がけているようです。たとえば、宿題日記(Homework Diary)を常に学生に携帯させ、生徒が宿題の記録をつけると同時に、保護者がその宿題を監督したことを証明するサイン(書名)をし、それを学生が先生に提出するといったスタイルをとっている場合もあります。(留学生の場合にはこの保護者の役割は寮長やホストファミリーが担うことになります。)
日本ほど社会全体が教育熱心ではないので、進学準備のための塾のようなものはごく少数しか見当たりません。都心部では一部の教育熱心な親が家庭教師をつけていたりはしますが、普通の家庭では、家でまで親が「勉強しなさい」と口をすっぱくして言うことはなく、学生たちは放課後や週末には地元のクラブやスポーツなどをのびのび楽しんでいるようです。
但し、宿題は出ます(特にインテンシブ・スクールではかなり気合を入れて頑張らないと追いつけないくらいの宿題がでます)。量は学校にもよりますが、ある公立中・高校の書類には「宿題に費やす目安時間は、義務教育の7年生~10年生で1日1~2時間程度、大学受験を控えた11~12年生で1日3~4時間」と示されています。それも、単純に答えを書き込めば済むような練習問題ばかりでなく、「○○という本を読んで、レポートすること」といった、自分の意見を求められる論文形式の宿題がよく出されます。英語で「アサインメント」といいますが、この論文形式の宿題は自分の意見を述べること、それを文章で表現することが苦手な学生にとっては、相当の負担になるでしょう。逆にいえば、日本の教育を通してはなかなか伸ばせない「自己表現能力」「文章表現力」を育成することができるはずです。
また、ほとんどの学校では宿題(家庭学習)について保護者が監督することを奨励しています。よい教育は学校と家庭との相互協力によって実現されるという考え方を反映して、保護者と連携をとった教育を実施するよう心がけているようです。たとえば、宿題日記(Homework Diary)を常に学生に携帯させ、生徒が宿題の記録をつけると同時に、保護者がその宿題を監督したことを証明するサイン(書名)をし、それを学生が先生に提出するといったスタイルをとっている場合もあります。(留学生の場合にはこの保護者の役割は寮長やホストファミリーが担うことになります。)
義務教育では、日常生活に即した実践的な学習内容
義務教育である7年生(中学1年にあたる)~10年生(高校1年にあたる)までの授業内容は、次のような特徴があります。
1)義務教育については、日常生活上必要なことを現実に即して教えている。
2)日常生活の中に見当たる素朴な疑問を投げかけることにより、子供の自然な興味を捉えるよう工夫されている。
3)机の上での勉強にこだわらず、校外に出たり、グループワークを通して実践で学ばせようとする。
Year 7~10の期間に履修する科目は、英語・数学・科学を中心とし、オーストラリアの歴史・オーストラリアの地理・音楽・美術・体育・コンピューターそして外国語を勉強します。各科目の授業内容は基本的に日常生活に密着した学習内容なので、日本のカリキュラムに比べるとレベルは低く感じられますが、学習アプローチが実践的なので、興味を持ちながら楽しく勉強できるでしょう。
また、野外授業が多いのも特徴のひとつです。日本でも社会科見学というものがありますが、社会科に限らず、科学、数学、地理など、さまざまな科目に関したテーマを追いかけて、近所の博物館や工場見学はもちろん、スーパーや公園に出掛けたりします。
義務教育である7年生(中学1年にあたる)~10年生(高校1年にあたる)までの授業内容は、次のような特徴があります。
1)義務教育については、日常生活上必要なことを現実に即して教えている。
2)日常生活の中に見当たる素朴な疑問を投げかけることにより、子供の自然な興味を捉えるよう工夫されている。
3)机の上での勉強にこだわらず、校外に出たり、グループワークを通して実践で学ばせようとする。
Year 7~10の期間に履修する科目は、英語・数学・科学を中心とし、オーストラリアの歴史・オーストラリアの地理・音楽・美術・体育・コンピューターそして外国語を勉強します。各科目の授業内容は基本的に日常生活に密着した学習内容なので、日本のカリキュラムに比べるとレベルは低く感じられますが、学習アプローチが実践的なので、興味を持ちながら楽しく勉強できるでしょう。
また、野外授業が多いのも特徴のひとつです。日本でも社会科見学というものがありますが、社会科に限らず、科学、数学、地理など、さまざまな科目に関したテーマを追いかけて、近所の博物館や工場見学はもちろん、スーパーや公園に出掛けたりします。
各学期末に成績票(School Report)が渡されます(郵送されることが多い)。成績は、日頃の授業態度、グループワーク(グループ単位で行う課題)、宿題の提出率、学期末試験の結果を総合して算出されます。学期始まりに各科目の学習内容とねらいを提示した書類を配付されますが(Syllabusと呼ばれる)、同時に成績の算出方法が明示されていることもありますので、参考にしてください。たとえば、授業態度30%、グループワーク20%、宿題20%、試験30%といった割合で評定されます。成績の表示方法はAからEまでの5段階評価が主流で、各段階とも+や-マークをつけて、「A+」とか「B-」のように表示されることもあり、この場合は同じAでも3段階に分けられることになり、総合で15段階評価になります。
留学生の場合、最初は英語力の不足により思い通りの結果が得られないことがありますが、焦らず長い目で見て努力を継続させてください。また、特に授業態度については、日本と価値観が異なりますので注意してください。日本ではおとなしく先生の言うことを聞いてノートをとっていれば「授業態度-大変よい」と評価されますが、オーストラリアでは積極的に発言し、質問や意見をどんどん出し、グループワークでもリーダーシップをとっている学生が「授業態度がよい」と評価されます。
留学生の場合、最初は英語力の不足により思い通りの結果が得られないことがありますが、焦らず長い目で見て努力を継続させてください。また、特に授業態度については、日本と価値観が異なりますので注意してください。日本ではおとなしく先生の言うことを聞いてノートをとっていれば「授業態度-大変よい」と評価されますが、オーストラリアでは積極的に発言し、質問や意見をどんどん出し、グループワークでもリーダーシップをとっている学生が「授業態度がよい」と評価されます。
その他編
オーストラリアでは、基本的にどの学校も学年によって終了時間が変わることはなく常に9時開始の3時終了で決まっています。日本のように今日はテストなので午前中とか、始業式なので早く終わるということはありません。当然学校の初日から普通に授業が行われます。
オーストラリアでは日本のように基本的にクラスがありません。一応、朝、自分の担当の先生がいて、その先生のところに15人前後が集まって(学年もばらばら)各自の伝達事項を知らせる先生がいます。教室も、だいたい各教科ごとに場所が決まっているので、その都度生徒が自分の受ける教科の教室に移動することになります。
基本的にありません。オーストラリアでは、11時ごろにリセスという休憩時間があり、30分程度、そして1時ごろにランチタイムと2回長い休憩時間があり、食事を食べることができます。どの学校にも必ずキャンティーンと言って、食べるものを買える場所があり、そこで食事を買うか、自宅からサンドウィッチなどを持参することもあります。クラスがないために各自好きな場所で自由に食事を取ります。
生徒の多くは親が学校に送っていくか、バスで通学する生徒が圧倒的です。基本的にケアンズ、ゴールドコーストの一部を除いて自転車で通学することはありません(危険な為)。また、小学校などの集団の登校、下校もありません。スクールバスが運行していて、遠くから来ている生徒は乗り継いで学校に行くことが多いといえます。スクールバスは決まった時間にしか運行しないために、遅刻、早退の場合は親が迎えに行くことになります。